「齟齬」が新しくなりました。
なぜはてなブログだったか
私は中学生の頃からホームページをはじめ、現在までブログを続けている。
ブログサービスはライブドア・ブログやBlogger、はてなダイアリーを使っていた。もっとも長かったのはBloggerだった。
その次はWP(ワードプレス)でブログを書いていた。WPはカスタマイズの幅が広く、理想的なインターフェイスだった。


しかし、ある時期異変に気づく。
スパムに侵入されている!
それも微妙なスパムだ。私のサイトをGoogle検索すると、検索表示がまったく違う英語表記に変わってしまうのだ。メタ情報が改変されてしまう様子。同じような現象はネットで検索してもなく、解決策が見つからなかった。一気にWP熱が冷めてしまった。
なぜ侵入されたか? 原因は簡単で、パスワードが単純すぎたのだった……。
はてなは良いところだった
ともあれ、スパムがトラウマとなった私は、気軽に書けるはてなブログをサブブログとして使うことにした。
はてなブログはカスタマイズの自由度や発展性という点でワードプレスに及ばない。でも、良いところもあった。新規ではじめたブログなのに読者がすぐに増えた。カテゴリに登録したり、他のブログにスターをつけると訪問者がきてくれる。そして自分のブログにもスターをつけてもらえる。こうした交流でモチベーションが向上した。
そして私はどっぷりとはてなにハマって行く……。たくさんのスター、たくさんの読者、たくさんのブックマーク……。はてなは非常に魅力的な場所だったのは事実です。
はてなの最悪の問題点――記事が消える
でも、最悪の問題がはてなには存在した。
それは記事が消えるという問題です。ほんとうに文字通り消える。投稿予定の記事が無に帰すのです。
どういうことかというと……下書きの自動保存がないのです。
WPは下書きを書き始めれば自動的にひとつの草稿として保存され、複数回の編集履歴も残る。Bloggerも同様。
しかしはてなブログは……「下書き保存」を一度押さないかぎり自動保存されません。間違ってブラウザを閉じたら? すべて消えます。
私はこの記事喪失を何度も経験しました。深刻なケースが5,6回はある。半日かけた5000文字が死亡とかね。
非常手段としてChromeCacheViewを使ってキャッシュから救出することもできますが、体感で成功率は30%ほど。
さて……何時間もかけた記事が消えると人間はどうなるでしょうか?
- 「あぁ……」と声にならない声をあげる
- 叫び声をあげる
- 茫然自失とする
- 頭をかきむしる
- 机をばんばん叩く
まあそれが自然な人間の反応でしょう。
人は言うかも知れません。途中で「下書き保存」を押せばよい。ブラウザを閉じなければよい。それはそうです。
でも私は何百回も下書きを書いているのです。ときには下書き保存を忘れることもあります。
実はこの問題についてはてな側とメールでやり取りしたのですが、「下書き保存をクリックすれば保存されるのだから問題ない」的な対応でした。
いやいやはてなさんよ、「記事が消える」とはブログではほんとうに最悪の出来事ですよ。でも、はてなではよくあることなのです。はてなはユーザーの記事作成を支援するという基本的なことができていないのです。
細かい不満点もあるのでついでに書いておきます。
- 有料会員なのにドメインの宣伝が多すぎる(消せない)
- 「購読中のブログ」欄の「こんなブログもあります」がいらない(消せない)
- はてなブログトップページで紹介されている記事の100%に興味がない。
- 投稿画面上にある「お題スロット」が邪魔(消すのがめんどくさい)
そして……重すぎる!

今後も「齟齬」をよろしくお願いします
というわけで、WPに移った「齟齬」です。
今後もよろしくおねがいします。
記事消えるのは人為的かもしれませんよ。4年近く前ですが、参考事例です。
http://trigger.hatenablog.com/entry/2015/02/18/021214
これはなぞの現象ですね~。私の場合は人為的なものではないと思いますが……。
いずれにせよ、はてなは不可解なことありえないことがよく起こるのでうんざりです。